GOYARDビンテージ オリジナル ジュエリーケース 1930年代
ゴヤール ビンテージ ジュエリーケース 1930年代
1930s Goyard Jewelry Case
とても希少な1930年代 オリジナルコンディション ゴヤール ジュエリーケース
メゾン・ゴヤールの歴史は、ピエール・フランソワ・マルタンによる1792年創業の「メゾン・マルタン」から始まります。
「メゾン・マルタン」は、旅行用の木製の箱や梱包用品専門メーカーとしてフランスで生まれました。箱作り、“入れ物”としてのトランク作り、梱包という、トランクメーカーの黄金時代が訪れる前のこの時代、単に入れ物作成というだけでなく、衣装ケースや衣類梱包をいかに美しく包装し持ち運べるかがメゾン・マルタンの特徴でした。当時のメゾンの看板には、「ボックスやケースを種類豊富に取り揃えております。併せて、丁寧な梱包をご提供。壊れやすい家具や貴重品、帽子、ガウン、花などもオイルドキャンバス、キャンバス、わらを使って安全に梱包いたします。その他、馬車用やコート掛け用のトランクに、オイルクロスや防水加工を施したキャンバス布にいたるまで、すべて適正価格で販売いたします。」と、商品だけでなく梱包技術にも力を入れていたことが分かります。
努力が功を奏し、メゾンの評判は上流階級の人々の間でたちまちに広まりました。そして、ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌ・ド・ブルボン・シシル妃殿下御用達という名誉を与えられるまでになったのです。1834年当時、ヌーヴ・デ・キャプシーヌ通り4番地にあった「メゾン・マルタン」は、サントノレ通り347番地へ移転します。そして、1856年の番地付番変更により233番地と住所の表記は変わったものの、それ以来マルタンが紡いだ物語は今日「ゴヤール」として、変わらず同じ場所で受け継がれています。
後継ぎのいなかったマルタンは後見として面倒をみていた若い女性のポリーヌの婿に、従業員のルイ・アンリ・モレルを迎え入れます。ポリーヌの持参金として会社を譲り受けることとなったモレルは、「ヴァンドーム広場のそばにある、ヌーヴ・デ・キャプシーヌ通りのメゾン・マルタンの後継者」と名乗り、歴史の継続という重要なたすきを繋いで行くのでした。
1845年、当時17歳のフランソワ・ゴヤールはモレルに弟子入りし、またマルタンの元でも技術を磨いていきました。モレルが突然この世を去った1852年、彼から会社を引き継いたのがこのフランソワでした。息子のエドモン・ゴヤールに後を継がせる1856 1885年までの32年の間で、「メゾン・ゴヤール」はフランソワによって大躍進を遂げ、19世紀後半には高級トランクメーカーとして一時代を築き上げるまでになったのです。
コンディション ヴィンテージならでは雰囲気がとても素晴らしい一品です。
約90年経過しておりますが、状態は良い部類にあたります。
センター部ロックが付いている金具は、もともとゴールドでしたが全体のメッキがおちております。
全体に、シミや変色は年代相応にございます。
付属品で鍵もついております。こちらの鍵ですが、もちろんこちらのケース用の鍵で使用は可能ですが、当時のオリジナルの鍵かは不明です。
他、オリジナルコンディションです。
ケースサイドのプレートには、1856年の番地付番変更により233番地と住所の表記が変わったあとのプレートが付いております。
この場所の画像をもっと見てみたいなどご希望がございましたら、問い合わせフォームよりご連絡お願いいたします。
とても希少な一品です。
まずめったにお目にかかれない激レアなゴヤール ジュエリーケースです。
ITEM- 商品名 -
BRANDブランド | ゴヤールGOYARD |
---|---|
MODELモデル | ビンテージ ジュエリーケース 1930年代1930s Goyard Jewelry Case |
REFERENCE型番 |
SPEC- 商品スペック -
サイズ | 約 縦 26cm 横 45cm 奥行 23cm |
---|---|
製造年 | 1930年代 |
分類 | 中古 |